月刊福祉(2024年4月号)
2024年度は、介護報酬改定に加え、障害福祉サービス等報酬、診療報酬も同時期の改定となる。いずれもプラス改定が実現しているが、何よりも支援を必要とする高齢者や障害者を支えるための取り組みが重要である。社会保障制度の今後の方向性や報酬改定における重要なポイントを確認するとともに、今後より一層求められる支援と、それを実現するための法人・施設経営について考える。
社会保障制度の将来展望
―介護・障害・診療報酬改定と全世代型社会保障制度の構築に向けて
早稲田大学 理事・法学学術院 教授 菊池 馨実
社会福祉法人みかり会 理事長、本誌編集委員〔聞き手〕 谷村 誠
▼論文
介護報酬改定と地域包括ケアシステムの今後
東京通信大学 教授、増田社会保障研究所 代表 増田 雅暢
▼レポートⅠ
医療と介護・障害福祉の連携
医療法人社団悠輝会 コーラルクリニック 院長 石垣 泰則
▼レポートⅡ
「令和6年度介護報酬改定」を受けてこれから求められる高齢者支援と法人・施設経営
社会福祉法人暘谷福祉会 理事長 柿本 貴之
▼レポートⅢ
障害者支援と法人・施設経営
社会福祉法人愛泉会 理事長 井上 博
▼レポートⅣ
在宅介護と事業所経営
―「令和6年度介護報酬改定」の影響と今後の対応
兵庫県立大学大学院社会科学研究科 客員教授 馬袋 秀男
▼レポートⅤ
在宅で暮らす高齢者の生活を支える訪問介護
公益社団法人日本介護福祉士会 会長 及川 ゆりこ
【グラフ21】
千葉県/社会福祉法人フラット 児童発達支援フラヴィキッズ、放課後等デイサービス ビリーブ
本人の豊かさにつながるサービスを
【ウオッチング2024】
一般社団法人日本知的財産協会 顧問 久慈 直登さん
知財とスピリチュアルの力を社会福祉に活かす
創刊1909(明治42)年。100年を超える伝統と歴史――
『月刊福祉』は、最新の福祉政策・動向をお届けする信頼と実績の福祉の総合誌です。
― 変化する社会保障・社会福祉制度の動向や課題を整理
― 多様な福祉課題への対応を、実践事例を交えながら多角的に紹介
― 福祉関係者はもちろん、福祉の今を知りたい方々にもお読みいただきたい1冊
【注目の連載】
▼FUKUSHIを創る
ニーズや社会・地域課題を前にし、それに対応するため、新たな発想や視点をもとにこれまでにない実践に取り組んだ中心人物に焦点を当てるコーナーです。
▼ありのままの自分を―当事者の思い さまざまな当事者の想いや日々の暮らしの状況について、本人や寄り添う身近な人の視点から語り、当事者への理解を深めます。
▼知っておきたい福祉の基礎知識
福祉の主要な制度や仕組み、支援技術や対象、機関等に関するテーマを、毎号ひとつ取り上げます。新任者にとっては学びの入口となり、経験者にとっては忘れてはいけない基本事項を改めて確認できるコーナーです。
≪このような方におすすめします≫
●今、知っておきたいテーマを第一線の学識者や実践者の解説から学びたい方
●今の福祉を多角的な視点から押さえて経営・運営に活かしたい社会福祉法人・福祉施設の経営管理者の方、この先の組織の中核を担っていく方
●社会福祉を研究する方、社会福祉を学ぶ学生の方、福祉の最前線で活躍する法人・施設職員の方
…毎日を有意義に過ごすためのヒントが『月刊福祉』には詰まっています。
特集一覧
- 2024年12月号 特集 更生保護と地域福祉をつなぐ
- 2024年11月号 特集 居住支援を広げるために
- 2024年10月号特集 合理的配慮でまちを豊かに ―ユニバーサルツーリズムが拓く地域の未来
- 2024年9月号特集 災害時支援の今とこれから―能登半島地震での対応から見えたもの
- 2024年8月号特集 施設の整備・再生産を考える
- 2024年7月号特集 認知症とともに
- 2024年6月号特集 身寄りのない人を地域で支える
- 2024年5月号特集 真に子どもの声を聴く、その先にある社会
- 2024年3月号特集 「共に生きる力」を育む
- 2024年2月号特集 第三者の視点を入れる、利用者の声を聞く
- 2024年1月号特集 人材確保の未来を考える
- 2023年12月号特集 外国人とともに「福祉」で働く
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