月刊福祉(2023年12月号)
少子高齢化による人材不足が深刻化するなか、外国人は日本の経済社会の担い手となっている。福祉分野においても、人材を確保することは重要な課題であり、今後一層の人材不足が見込まれる。このような状況を踏まえ、外国人材の受け入れに係る制度について確認するとともに、外国人材をいかに受け入れ、ともに働く環境を整えるか考える機会とする。
外国人介護人材を巡る状況
厚生労働省社会・援護局福祉基盤課福祉人材確保対策室
▼論文Ⅰ
外国人介護人材受け入れにおける課題と受け入れ法人等に求められること
公益社団法人高齢者福祉事業支援協会 理事 藤野 達也
▼論文Ⅱ
外国人介護人材の受け入れ・定着に係る関係機関の現状と課題
公益社団法人高齢者福祉事業支援協会 理事、社会福祉法人六親会 理事長、本誌編集委員 湯川 智美
▼レポートⅠ
外国人材受け入れにおける必要な手続き
社会福祉法人天竜厚生会 総務課長 森川 正志
▼レポートⅡ
福祉施設の人材確保について
社会福祉法人宮城福祉会 理事長 松川 弘
▼レポートⅢ
10年後の介護現場を考えた計画的組織体制づくり
社会福祉法人聖風会法人本部事務局 課長 吉田 浩一
▼レポートⅣ
外国人住民の声を地域の力に
―国籍を超えて一人ひとりが輝く地域共生社会をめざして
社会福祉法人名古屋市社会福祉協議会 野川 すみれ
【グラフ21】
長野県/社会福祉法人信濃福祉
地域のセーフティネットとして制度の狭間を埋める支援を
【ウオッチング2023】
奥会津郷土写真家 星 賢孝さん
地域の絶景を守る それは、地域を守ること
創刊1909(明治42)年。100年を超える伝統と歴史――
『月刊福祉』は、最新の福祉政策・動向をお届けする信頼と実績の福祉の総合誌です。
― 変化する社会保障・社会福祉制度の動向や課題を整理
― 多様な福祉課題への対応を、実践事例を交えながら多角的に紹介
― 福祉関係者はもちろん、福祉の今を知りたい方々にもお読みいただきたい1冊
【注目の連載】
▼FUKUSHIを創る
ニーズや社会・地域課題を前にし、それに対応するため、新たな発想や視点をもとにこれまでにない実践に取り組んだ中心人物に焦点を当てるコーナーです。
▼ありのままの自分を―当事者の思い さまざまな当事者の想いや日々の暮らしの状況について、本人や寄り添う身近な人の視点から語り、当事者への理解を深めます。
▼知っておきたい福祉の基礎知識
福祉の主要な制度や仕組み、支援技術や対象、機関等に関するテーマを、毎号ひとつ取り上げます。新任者にとっては学びの入口となり、経験者にとっては忘れてはいけない基本事項を改めて確認できるコーナーです。
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- 2024年12月号 特集 更生保護と地域福祉をつなぐ
- 2024年11月号 特集 居住支援を広げるために
- 2024年10月号特集 合理的配慮でまちを豊かに ―ユニバーサルツーリズムが拓く地域の未来
- 2024年9月号特集 災害時支援の今とこれから―能登半島地震での対応から見えたもの
- 2024年8月号特集 施設の整備・再生産を考える
- 2024年7月号特集 認知症とともに
- 2024年6月号特集 身寄りのない人を地域で支える
- 2024年5月号特集 真に子どもの声を聴く、その先にある社会
- 2024年4月号特集 報酬改定から見通すこれからの社会保障
- 2024年3月号特集 「共に生きる力」を育む
- 2024年2月号特集 第三者の視点を入れる、利用者の声を聞く
- 2024年1月号特集 人材確保の未来を考える
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