月刊福祉(2022年8月号) ※ご注文は☎049-257-1080にお問い合わせください。
2016(平成28)年の社会福祉法人制度改革により、社会福祉法人に
「地域における公益的な取組」が責務化されて5年が経過したが、
同取組の実施率は約65%にとどまる。すべての社会福祉法人がこれに取り組み、
その内容もより社会の要請や地域のニーズに応えたものにしていく必要がある。
同取組に関する現状を確認し、より広げていくためのヒントを提供する。
「地域における公益的な取組」を広げ深めるために欠かせないこと
社会福祉法人同愛会 理事長 菊地 月香
社会福祉法人越前自立支援協会 社会的養育総合支援センター 一陽 統括所長 橋本 達昌
みま~も 発起人、社会医療法人財団仁医会 牧田総合病院地域ささえ あいセンター
センター長 澤登 久雄
大阪公立大学 地域保健学域教育福祉学類 教授〔進行兼〕関川 芳孝
レポートⅠ 市区町村社協を中核とした法人間連携
―すべての法人が参加できる活動をつくる「いたばし社福連」の取り組み
板橋区社会福祉法人施設等連絡会
レポートⅡ 豪雨災害の被災地を多団体連携で支える
―「まちの縁側 ぬくぬく亭」のはたらき
社会福祉法人賛育会 豊野事業所 豊野病院 元事務長 松村 隆
レポートⅢ 制度の狭間にある課題への対応
―「ここにカーサがあってよかった」と言っていただくために
社会福祉法人幸寿会 特別養護老人ホーム カーサ月の輪 施設長 日比 晴久
レポートⅣ 社会参加・就労支援の取り組み
―ユニバーサル雇用の実践
社会福祉法人海望福祉会 あんどの里 生活相談員 政二 恵子
レポートⅤ 困窮者への住まいの提供
―地域の中に『あったらいいな』を創造する
社会福祉法人みささぎ会ソーシャルリレーション推進室 室長 渕本 直志
【グラフ21】埼玉県/社会福祉法人邑元会 しびらき
縁を大切に 地域の課題にともに取り組む
【ウオッチング2022】平塚 千穂子(CINEMA Chupki TABATA 代表)
観てもらう喜びと観る喜びでつくる ユニバーサルシアター
創刊1909(明治42)年。100年を超える伝統と歴史――
『月刊福祉』は、最新の福祉政策・動向をお届けする信頼と実績の福祉の総合誌です。
― 変化する社会保障・社会福祉制度の動向や課題を整理
― 多様な福祉課題への対応を、実践事例を交えながら多角的に紹介
― 福祉関係者はもちろん、福祉の今を知りたい方々にもお読みいただきたい1冊
【注目の連載】
▼FUKUSHIを創る
ニーズや社会・地域課題を前にし、それに対応するため、新たな発想や視点をもとにこれまでにない実践に取り組んだ中心人物に焦点を当てるコーナーです。
▼ありのままの自分を―当事者の思い さまざまな当事者の想いや日々の暮らしの状況について、本人や寄り添う身近な人の視点から語り、当事者への理解を深めます。
▼知っておきたい福祉の基礎知識
福祉の主要な制度や仕組み、支援技術や対象、機関等に関するテーマを、毎号ひとつ取り上げます。新任者にとっては学びの入口となり、経験者にとっては忘れてはいけない基本事項を改めて確認できるコーナーです。
≪このような方におすすめします≫
●今、知っておきたいテーマを第一線の学識者や実践者の解説から学びたい方
●今の福祉を多角的な視点から押さえて経営・運営に活かしたい社会福祉法人・福祉施設の経営管理者の方、この先の組織の中核を担っていく方
●社会福祉を研究する方、社会福祉を学ぶ学生の方、福祉の最前線で活躍する法人・施設職員の方
…毎日を有意義に過ごすためのヒントが『月刊福祉』には詰まっています。
特集一覧
- 2024年12月号 特集 更生保護と地域福祉をつなぐ
- 2024年11月号 特集 居住支援を広げるために
- 2024年10月号特集 合理的配慮でまちを豊かに ―ユニバーサルツーリズムが拓く地域の未来
- 2024年9月号特集 災害時支援の今とこれから―能登半島地震での対応から見えたもの
- 2024年8月号特集 施設の整備・再生産を考える
- 2024年7月号特集 認知症とともに
- 2024年6月号特集 身寄りのない人を地域で支える
- 2024年5月号特集 真に子どもの声を聴く、その先にある社会
- 2024年4月号特集 報酬改定から見通すこれからの社会保障
- 2024年3月号特集 「共に生きる力」を育む
- 2024年2月号特集 第三者の視点を入れる、利用者の声を聞く
- 2024年1月号特集 人材確保の未来を考える
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