保育の友(2025年2月号)
大規模自然災害発生の際、保育所等は子どもが安心して過ごせる場所として、さらに保護者の負担軽減のためにすみやかな再開が望まれます。再開後、被災経験が子どもの心に及ぼす影響を踏まえ、子どもの心のケアについて注意をはらう必要もあります。どのように被災から保育を再開したのか、さらに再開後の保育で留意すべき子どもの心のケアについて学びます。
┗■事例1 熊本地震の発災後から保育を再開するまで
鬼木 紀代美 熊本市・旭保育園 園長
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┗■事例2 被災後の分散保育から自園再開までの道のり~新潟豪雨を経験して~
髙橋 優子 新潟県・あらかわ保育園 園長
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┗■事例3 配慮を要する子どもと被災後の保育
富山県・A保育園
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┗■Q&A 被災後の保育再開のために
国崎 信江 危機管理教育研究所 代表
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┗■論文 被災後の子どもの心のケア
加藤 純 ルーテル学院大学 教授
【連載】
◆エッセイ 毎日愛を伝えるイタリア人〈津田純佳〉
◆のびのび、いきいき、私の園(46) キャリアを尊重した新しい働き方~「短時間正職員」という選択肢~〈菊地加奈子〉
◆教えて園医さん! Q&A (115)手術の必要な病気〈内海裕美〉
◆保育ジャーナル(261)保育現場から考えるヤングケアラー〈伊藤嘉余子〉
◆みんなにシェア~私の成長エピソード~(10)
◆いざというときに備えて うちの園ではこうしています(10)〈川崎市・たつのこのはら保育園〉
【グラビア・カラー】
●元気っ子バンザイ2025〈石川県・福島こども園〉
●おもちゃマスターが教える 手作りおもちゃで、保育を楽しく!(57)〈黒須和清〉
●わが園の「いただきます」(69)〈三重県・くまだこども園〉
●作業療法士と考える すくすく発達あそび(22)〈酒井康年〉
【私たちの指導計画2月】
寒さに負けず、戸外でからだを動かすあそびをたくさん取り入れましょう。クラスの友だちとのつながりも深まり、仲間と共にいろいろなことに意欲をもって挑戦する姿も見られます。進級・進学に向けての意識が高まる時期ですが、今そのときの充実を大切に、子ども一人ひとりの育ちのプロセスを家庭にも伝え、成長を喜び合うときをつくることも大切です。
2023年に創刊70周年を迎えた『保育の友』は、日々の保育実践に役立つ情報が満載の保育専門誌です。
― 毎日の保育が楽しくなる!保育実践に役立つ情報・ヒントが満載!
― 全国各地の特色ある指導計画は、多くの保育所・認定こども園等でご活用いただいています。
― 日々の業務に追われる毎日をお過ごしの保育者の皆さん、『保育の友』を通じて全国の仲間たちとつながりませんか?
【2024年度→→→注目の新連載】
▼ いざというときに備えて、うちの園ではこうしています
防災・減災や、防犯、予防など「いざというときに備える」をテーマに、ちょっとした園の工夫や是非お勧めしたい取り組みなどを紹介するコーナーです。
▼ みんなにシェア~私の成長エピソード~
読者の皆さまから寄せられた新人・新任時代なではの失敗談やエピソードなど、共感できたり、ほっこりできたりするお話をご紹介します。
≪このような方におすすめします≫
●新任保育者として、技術だけでなく、多くの保育実践を学びたい方
●ベテラン保育者として、全国津々浦々の保育実践を吸収し、自身の園の保育の質向上に努めたい方
●これからプロの保育者をめざそうとする学生で、今の保育実践を知りたい方
●現在、保育現場を離れているものの、今の保育の流れをおさえておきたいと思っている方
関連書籍
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定価 1,320円(税込)
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定価 1,430円(税込)
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定価 1,650円(税込)
特集一覧
- 2025年1月号特集 これからの保育を考える ~少子化の将来像~
- 2024年12月号特集 地域のなかにある保育園
- 2024年11月号特集 保育発信 小学校との架け橋
- 2024年10月号特集 ことばを豊かにする保育
- 2024年9月号特集 子どもの生活の流れを見通した保育のあり方を考える
- 2024年8月号特集 子どもの食生活の実態と食育の取り組み
- 2024年7月号特集 気になる子どものとらえ方
- 2024年6月号特集 「こども誰でも通園制度」を考える
- 2024年5月号特集 違いは魅力!~働きがいのある職場であり続けるために~
- 2024年4月号特集 記録と計画
- 2024年3月号特集 外国にルーツのある子どもと保護者を支える
- 2024年2月号特集 重大事故を防ぐ
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