保育の友(2024年10月号)
ことばの育ちは保育所保育指針における保育目標のひとつであり、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿のひとつでもあります。乳幼児期にことばへの興味・関心を育て、豊かなことばによって他者とのかかわりを築く保育の展開はとても重要です。
本特集では、子どものことばを豊かにするための環境や、保育者のかかわりの大切さをあらためて考えるとともに、保育現場での子どものことばの発達につながる取り組みを紹介します。
┗■総論 乳幼児期のことばの発達と保育者の役割
小椋 たみ子 大阪総合保育大学 児童保育学部 特任教授
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┗■子どものことばを保育の場面から理解する
今井 和子 子どもとことば研究会 代表
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┗■事例1 どもの伝えたい想いを大切にして
石田 幸美 山梨県・幼保連携型認定こども園菜の花こども園 副園長
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┗■事例2 絵本を通してことばの育ちを豊かに
仲野 悦子 岐阜県・蘇原南保育園 園長
【連載】
◆エッセイ 世代を超えたつながりを紡ぐ~地域共生社会の実現~〈柏女霊峰〉
◆のびのび、いきいき、私の園(42) 職員のメンタルケアのためのストレスチェック制度〈菊地加奈子〉
◆教えて園医さん! Q&A (111) ストレスチェック制度〈菊地加奈子〉
教えて園医さん! Q&A 111
〈内海裕美〉
◆保育ジャーナル 拡大版(257) こどもの居場所づくりに関する指針〈金森三枝〉
◆みんなにシェア~私の成長エピソード~(6)
◆いざというときに備えて うちの園ではこうしています(6)〈福岡県・赤間保育園〉
【グラビア・カラー】
●元気っ子バンザイ2024〈鹿児島県・照明保育園〉
●おもちゃマスターが教える 手作りおもちゃで、保育を楽しく!(53)〈黒須和清〉
●わが園の「いただきます」(65)〈島根県・めぐみ保育園〉
●作業療法士と考える すくすく発達あそび(18)〈酒井康年〉
【私たちの指導計画】
清々しい季節を迎え、戸外でからだを動かしたり、秋の自然にふれてあそぶ楽しさを味わいたいものです。子どもが自由にかかわり、工夫してあそべるようにしていきましょう。また、運動会等の行事を通して、一人ひとりの自信につながるようにかかわりましょう。行事での楽しい経験を、行事後も日々の保育のなかで楽しみ、子どもの育ちにつなげていくことが大切です。
2023年に創刊70周年を迎えた『保育の友』は、日々の保育実践に役立つ情報が満載の保育専門誌です。
― 毎日の保育が楽しくなる!保育実践に役立つ情報・ヒントが満載!
― 全国各地の特色ある指導計画は、多くの保育所・認定こども園等でご活用いただいています。
― 日々の業務に追われる毎日をお過ごしの保育者の皆さん、『保育の友』を通じて全国の仲間たちとつながりませんか?
【2024年度→→→注目の新連載】
▼ いざというときに備えて、うちの園ではこうしています
防災・減災や、防犯、予防など「いざというときに備える」をテーマに、ちょっとした園の工夫や是非お勧めしたい取り組みなどを紹介するコーナーです。
▼ みんなにシェア~私の成長エピソード~
読者の皆さまから寄せられた新人・新任時代なではの失敗談やエピソードなど、共感できたり、ほっこりできたりするお話をご紹介します。
≪このような方におすすめします≫
●新任保育者として、技術だけでなく、多くの保育実践を学びたい方
●ベテラン保育者として、全国津々浦々の保育実践を吸収し、自身の園の保育の質向上に努めたい方
●これからプロの保育者をめざそうとする学生で、今の保育実践を知りたい方
●現在、保育現場を離れているものの、今の保育の流れをおさえておきたいと思っている方
関連書籍
-
定価 1,320円(税込)
-
定価 1,430円(税込)
特集一覧
- 2024年9月号特集 子どもの生活の流れを見通した保育のあり方を考える
- 2024年8月号特集 子どもの食生活の実態と食育の取り組み
- 2024年7月号特集 気になる子どものとらえ方
- 2024年6月号特集 「こども誰でも通園制度」を考える
- 2024年5月号特集 違いは魅力!~働きがいのある職場であり続けるために~
- 2024年4月号特集 記録と計画
- 2024年3月号特集 外国にルーツのある子どもと保護者を支える
- 2024年2月号特集 重大事故を防ぐ
- 2024年1月号特集 どうしてる? 3歳児の育ちを大切にする保育
- 2023年12月号特集 「いのちの大切さ」を伝える
- 2023年11月号特集 保育と音
- 2023年10月号特集 不思議発見!~好奇心・探求心を育む保育~
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