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生活と福祉(2024年7月号)

2024年7月号 救護施設等の個別支援計画

ジャンル 社会保障・法制度  > 生活保護
雑誌  > 生活と福祉
出版年月日 2024/07/19
雑誌コード 0559507
判型・ページ数 B5・32ページ
定価 460円(税込)
在庫 在庫あり

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 救護施設等は、さまざまな生活課題を抱える入所者に対する多様な支援を実践しており、施設における最後のセーフティネットとしての役割を果たしています。支援には、入所者の地域移行への取り組みの推進、地域共生社会の実現に向けた地域への支援機能の発揮等が求められています。
 そのようななか、施設入所者に対する個別支援計画作成の制度化が令和6年10月より予定されています。
 本特集では、制度化の目的や理念、計画の内容、計画による支援事例等を通し、より一層の救護施設等と福祉事務所の連携、情報共有のポイントを捉え、入所者へのより深い支援のヒントを学びます。

▼巻頭言 自立した生活の実現とくらしの安心の確保へ
      福井県健康福祉部長 池上 栄志
       
▼特集 救護施設等の個別支援計画
    ・救護施設等における個別支援計画の意義 
      新潟医療福祉大学教授/東京都立大学名誉教授 岡部 卓
    ・個別支援計画を活用した効果的な支援
      大阪府・豊中市福祉部福祉事務所所長補佐兼施設係長 高木 孝一
    ・自立支援における個別支援計画の活用
      社会福祉法人育心会理事長/
      全国救護施設協議会調査・研究・研修委員長 笠木 素子
    ・個別支援計画を活用した支援
      救護施設こうせいみなと施設長 前嶋 弘

▼報告 福祉事務所における新たな支援に係るケースワーカーと
    関係機関との効果的な連携方策のあり方に向けた調査研究
    (令和5年度 社会福祉推進事業)
      PwCコンサルティング合同会社公共事業部マネージャー 初見 歌奈子
     
▼生活保護実践講座2024 第3回
  生活保護における自立   明治学院大学教授 新保 美香
          
▼生活保護ケースワーカーの支援  ~ケースワーカーの業務から~ 第2回
  生活保護受給者に対する視点   立正大学教授 池谷 秀登

▼実践に役立つワンポイント (第157回)
  ケースワーカーの仕事の魅力
   (CW業務全般をよりよくすすめるためのワンポイント)
      名古屋市中川区保健福祉センター福祉部民生子ども課主事 水野 洋平
  生活保護制度について思うこと
      北海道・旭川市福祉保険部保護第1課保護第2係  大滝 いずみ

▼水脈/ケースワーカー登場/ブックレビュー

『生活と福祉』は、生活保護行政ケースワーカー(以下、「CW」)を主な対象とした生活保護制度の専門誌です。-生活保護・生活困窮者自立支援など、最新の国の施策動向の解説や活動事例等を紹介し、生活保護行政業務に携わる関係者必読の月刊誌です。

【好評連載中】
▼生活保護実践講座2024
CW業務内容や生活保護制度について根拠(法令、通知、行政文書、裁判例、政府内委員会資料等)をもとに、理解を深めてもらうコーナー。福祉事務所でのCW、SV等との対話方式で紹介。
▼生活保護ケースワーカーの判断
CWが支援において迷いやすいポイントや対応に苦慮するような事例等を、保護手帳、裁判例、『解釈と運用』等を基に、エピソードや著者の経験(実践)等を織り交ぜながら解説。
▼実践に役立つワンポイント
新任CW・査察指導員を対象に、生活保護の現場で役立つ支援のコツ・考え方などを、現任の著者がそれぞれの経験に基づいて紹介。

≪このような方におすすめします≫
●生活保護行政CWやその関係者など、生活保護の最新情報や制度・施策の動き、基本的な考え方を押さえておきたい方
●生活困窮者自立支援に携わる方、貧困に対する支援について学んでいる方などで、制度・施策の動きを押さえておきたい方 

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460円(税込)

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