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My Voice, My Life 届け! 社会的養護当事者の語り(紙版)

形式・仕様:
紙版 電子書籍

真に子どもの声を尊重する社会のあり方を考え続けるきっかけとなる一冊

著者 月刊福祉「My Voice, My Life」企画委員会
ジャンル 職種・階層別区分  > 経営者、管理者
職種・階層別区分  > 教員
職種・階層別区分  > 学生
職種・階層別区分  > 社会福祉協議会
児童福祉  > 児童福祉
出版年月日 2022/08/31
ISBN 9784793514043
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 1,870円(税込)
在庫 在庫あり

 福祉の総合専門誌「月刊福祉」において2015年から続く連載。子ども時代を里親・養子縁組家庭や児童養護施設等で過ごした当事者が、どう自らのルーツに向き合い、今を生き、未来に向けて歩みを進めているのか、インタビューを通じて発信している。本書では、そのなかの20人の声を届けている。

 

月刊福祉「My voice,My life」企画委員会 主なメンバー(五十音順)

谷口 純世(愛知淑徳大学 福祉貢献学部 教授)

長瀬 正子(佛教大学 社会福祉学部 准教授)

林 浩康(日本女子大学 人間社会学部 教授)

山縣 文治(関西大学 人間健康学部 教授)

第1章 消えた記憶 私の記憶が消えた理由
 Voice1:自分の生い立ちの整理をしてなくて、自分のことを全然知らなかった
 Voice2:更生保護施設で暴力事件を起こした時に与えられたチャンス
 Voice3:気づかないってことが、どんなにやばいことになるかわかってほしい
 Voice4:つらい感情って忘れようとするんですね
 インタビュアーより:「出自を知る権利」を保障する責任が社会にはある

第2章 施設と家庭 子どもにとって施設とは?家庭とは?
 Voice5:今の自分が形成されたのはここ 自分の田舎っていうか、マイホーム
 Voice6:施設では毎日学校に行けるのがうれしかった
 Voice7:子どもが気持ちを言いやすい環境をつくったほうがいい
 Voice8:施設のことは職員込みでリスペクトしています
 インタビュアーより:子どもは家庭・親元で育つのが最もよいという固定観念は捨てる

第3章 親と私 親との関係と私の中の変化
 Voice9:家族3人でのお出かけが好きで 毎年、登山に行きました
 Voice10:僕が傷つけてしまったらこの人はだめになる
 Voice11:両親に理解してもらおうと思うのはやめました
 Voice12:母は唯一の心の拠り所 安らぎを提供してくれる存在
 インタビュアーより:親との折り合いをつける4つのパターン

第4章 出会い 人生を変えた人やできごと
 Voice13:「親権よりも子どもの人権が優先される」との言葉で目覚める
 Voice14:本当に大事な、ずっと残る、ずっともっておきたいものができた
 Voice15:熱い学校教員との出会い、その頃から記憶がはっきりしてきた
 Voice16:子どもが親の次に頼れるのは先生 自分だからこそできることを子どもに
 インタビュアーより:当事者を支える「出会い」とは

第5章 新しい世界へ 未来の私を語る
 Voice17:周りの高校生と同じスタンスに立てたことに本当に感謝しています
 Voice18:最終的にはあなたが決めることだよ
 Voice19:生活に困難を抱える人たちに関わることで恩返しをしたい
 Voice20:表現を続けたい! 夢は自分のお店をもつこと
 インタビュアーより:若者が夢を抱くことができるよう応援できる社会にしたい

第6章 座談会 彼と彼女たちの今
 それぞれの現在に至るまで/「問われて語る」という経験/
 自分の「家族をつくる」ということ/社会的養護で育ったというルーツを活かす/
 今、社会的養護で育つ子どもたちへ/「ひとりの人間」として/
 当事者は答えじゃありません/座談会を終えて

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1,870円(税込)

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